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“くびる(きびる)”の意味や使い方を解説【人吉球磨弁/熊本/九州】

か行の人吉球磨弁

九州の方言で”くびる”という言葉聞いたことはありませんか。

“くびる”は、九州にある熊本県内で使われる方言で、”きびる”と言われることもあります。

これは、熊本県内にある人吉球磨の方言としても使われます。

今回は、人吉球磨弁として”くびる”について意味や使い方についてご紹介していきます。

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“くびる”の意味

“くびる”の意味:(紐などで)縛る

“くびる”は、「(紐などで)縛る」という意味です。

“きびる”と言ったりもします。

新聞紙の束と紐が一緒に置いてあれば、”くびる”を避けては通れないでしょう。

命令する

大抵”くびる”や”きびる”を使う時には、誰かに命令することが多いです。

例えば、”くびっとって”、”きびっとって”といった具合です。

どちらも「縛っておいて」という意味です。

雑誌の束と紐があれば、必ず”くびっとって”や”きびっとって”と言われることでしょう。

命令されたくない…

縛っておくよ

雑誌の束と紐があれば、”くびっとって”や”きびっとって”は避けられません。

ただ、言われる前に自分で「縛っておくよ」ということもできますね。

そんなときには、“くびっとくばい”や”きびっとくばい”が使えます。

どちらも「縛っておくよ」という意味です。

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人吉球磨方言 cowmix(カウミックス)

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縛っておいた

何事も(?)報告・連絡・相談が大事なんて言われますが、やっぱり縛ったときも同じですね。

命令されたり、自主的にでも、縛った後には報告するかもしれません。

そんなときには、“くびっとったばい”や”きびっとったばい”が使えます。

どちらも「縛っておいたよ」という意味です。

すると「ありがとう」という意味の人吉球磨弁で”だんだんな”と言われるはずです。(たぶん)

縛らないで

“くびっとったばい”とドヤ顔でいわれたんだけど、それ縛らないでほしかった…という時もあると思います。

そういう時には、“くびらんでよかったとに”や”きびらんでよかったとに”が使えます。

どちらも「縛らなくてよかったのに」という意味です。

言ったほうも言われたほうも、気まずいね…

そんな後悔をしないためには、縛る前に「縛らないで」と伝えられればよかったですね。

“くびらんでね”や”きびらんでね”と言えばよかったんです。

どちらも「縛らないでね」の意味です。

これを事前に言っておけば、”くびらんでよかったとに”という後悔は、なくなるはずです。(たぶん)

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人吉球磨弁4(挨拶編)熊本県

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疑問の形

今まで「縛ること」について使われそうな例を色々挙げてきましたが、さみしくもこれが最後です。


気を使って、「縛らなくていいかな?」と思うことがあるかもしれません。

そんなときには、“くびらんでよか?”や”きびらんでよか?”が使えます。

意味は、「縛らなくていい?」です。

「縛っておいて」と言われそうだけど、縛らなくても大丈夫かな?みたいなときに使ってみてください。

他にも何かお探しですか?

他の人吉球磨弁について、下記の記事で一覧にまとめています。

気になった方言をチェックしてみてください。

まとめ

この記事では、”くびる(きびる)”の意味や使い方についてご紹介しました。

熊本県内であればどこでも使うことができる方言です。

“くびる(きびる)”を言われたときには、そんな意味なんだなと思って聞いてみてください。

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※人吉球磨は令和2年7月に豪雨災害に見舞われました。 人吉球磨を少しでも元気にしたいという思いを込めて記事を作成しています。

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