人吉球磨弁学びたいけど、ハードル高いんだよな…
そんなあなたの声にお答えします。
この記事では、人吉球磨弁をゆる～く知ってもらえるように、4コマ漫画にしてご紹介しています。
新たな人吉球磨弁との出会いの場になれば、幸いです。
それでは、本編をどうぞ。
今日の一コマ
今回は、運動に関する一コマです。
全文標準語訳
- ちーっと走ってくっけん。
ちょっと走ってくるね。 - おろっ！どこまで行くと？
おっ！どこまでいくの？ - んー、人吉駅くらいかな。
んー、人吉駅くらいかな。 - ほんなら、こうてきて欲しかとのある。
それなら、買ってきてほしいものがある。 - ちーっとならよかばってん。
少しならいいけど。 - こいば、全部ね。
これを、全部ね。 - 全部は無理て。
全部は無理だって。
今回のポイント
今回の漫画で使われている方言を3つに絞ってご紹介します。
1. ちーっと
“ちーっと”の意味：少し
1.と5.の会話で使われている”ちーっと”という方言があります。
“ちーっと”とは、「少し」という意味です。
“ちーっと”は、言い方によって通常(？)の「少し」なのか、「ほんの少し」なのかが変わってきます。
“ちーっと”が使えるLINEスタンプ
人吉球磨方言 cowmix(カウミックス)
どのように言い方が変化するかというと、「ちー」の音が高いかで決まってきます。
例えば”ちーっと”を地声で言うときには、通常(？)の「少し」ですが、蚊の鳴くような高い声で”ちーっと”と言うと、ほんの少しです。
例えば、ご飯がほんの少ししか食べさせてもらえなかったとき、”めしばちーっとしかもらえんやった”と言うことができます。
意味は、「ご飯を少ししかもらえなかった」です。
“ちーっと”の他の例文も見てみたい！という方は、こちら↓から。
2. けん
1.の会話で使われている“けん”は、「だから」という意味です。
“けん”は、基本的に理由を話すときに使います。
ただ、この例文では原因ではなく、「走ってくるからね」という意味で使っています。
“けん”について、もっと詳しく知りたい方は、下のリンクからご覧いただけます。
3. おろっ！
“おろっ！”は、「おっ！」という意味です。
驚いたときに使う言葉です。
普段の会話の中で、出てくる頻度は多い方な気がします。
“おろっ！”の他の例文も見てみたい！という方は、こちら↓から。
まとめ
この記事では、”ちーっと”や”けん”が使われる4コマ漫画を描いてみました。
お気に入りの人吉球磨弁が見つかれば幸いです。
“おろっ！”を使えるLINEスタンプ
人吉・球磨弁（日常会話編）熊本弁
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