みなさんは、会話をどのようにはじめますか。
夏なら「暑いですね」から始めたりしないでしょうか。
そんな会話をする上で大切な(?)「暑さ」。
この記事では、「暑さ」表す人吉球磨(熊本県)の方言をご紹介していきます。
人吉球磨ってどんなとこ?と思われたからは、下のリンクからご覧いただけます。
「暑い」を表す方言
「暑い」を表す方言には、次の3つがあります。
- ぬっか
- あつか
- あったっか
人吉球磨品人っぽさを出すなら、断然”ぬっか”がおすすめです。
では、それぞれ一つずつご紹介していきます。
ぬっか
“ぬっか”の意味は、「暑い」です。
夏には、たくさん飛び交います。
“ぬっかね~”
これが、毎日何度も聞く言葉になります。
意味は、「暑いね~」です。
先ほど挙げた3つの例の中で、一番人吉球磨っぽい方言です。
“ぬっか”が使えるLINEスタンプ
人吉球磨弁12(しろくま編6)(夏Ver)

あつか
“ぬっか”を使わなくても、「暑い」と言うことができます。
それは、”あつか”です。
「暑い/熱い」という2通りの意味があります。
「暑い」は、夏のような気温が高いときに使う表現で、「熱い」は火にかけたやかんを触ったときに感じるような熱さです。
例えば、”あつかね~”というと「暑いね~」という意味になります。
“あつかばい”というと、「熱いよ(気を付けてね)」となります。
文脈から判断するというより、状況から「暑い」と「熱い」のどっちで使っているかを見極めている感じです。
あったっか
これまで「暑い」という表現をご紹介してきました。
でも、「暖かい」時期もありますね。
ここからは、「暖かい」を表す方言をご紹介します。
それは、”あったっか”です。
意味は、「暖かい/温かい」の2つの意味があります。
「暖かい」は、春のようなポカポカした気温のときに使う表現で、「温かい」は寒い日にコーヒーの入ったマグカップに手を添えて、感じるような温かさです。
例えば、”今日はあったかね~”というと「今日は暖かいね~」という意味です。
“こらあったっか”というと、「これは、温かい」という意味です。
これも、文脈で判断するというより、状況から判断して「暖かい」と「温かい」を見極めています。
「暑い」があれば…
ここまで、「暑さ」を表す方言をご紹介してきました。
では、反対に「寒さ」を表す方言はあるのでしょうか。
答えは、あります。
「寒さ」を表す方言を、熊本県民全体に使えるものから、人吉球磨でしか使えないものまでご紹介しています。
こちら↓のリンクからご覧いただけます。
まとめ
この記事では、「暑さ」を表す人吉球磨の方言についてご紹介しました。
これで、人吉球磨の人との会話は、ばっちりです。
どんどん「暑さ」を伝えていきましょう。
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